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【原作小説】暴君には悪女がお似合い【あらすじ3】

2021/05/20

暴君には悪女がお似合い

wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国マンガ「暴君には悪女がお似合い」の原作小説のあらすじ・ネタバレを紹介します。

原作タイトル(韓国):폭군에게는 악녀가 어울린다

英語タイトル:A Villain Is a Good Match for a Tyrant

作品紹介

名も知られていないメイドから生まれた王女「セシル」 離宮に閉じ込められ、そのうち政略結婚で売られることは誰もが知っていた。 ある日、国王殿下に呼び出され政略結婚の相手を聞かされたのだが、 その相手は、大陸史上最悪の暴君「エスティアン皇帝」!? 政略結婚当日、暴君皇帝からここで長く生き残る方法を聞かされたセシル。 それは「俺の悪名を掻き消すくらいの悪女になれ」と。 そうしてセシルは’’悪女’’皇后として生きていくことになり… (Piccomaより引用)

詳しい作品紹介はコチラ

【ピッコマ】暴君には悪女がお似合い【ネタバレ】

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原作小説あらすじ

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登場人物解説・前回のあらすじはコチラ

原作小説|暴君には悪女がお似合い|ネタバレ・あらすじ1

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原作小説|暴君には悪女がお似合い|ネタバレ・あらすじ2

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本編完結まで一気にまとめました
  • 突然ドラゴンロードの雷鳴がとどろいた。セシルは最初のセシルの助けを借りて首都の上空に結界を張り被害を防いだ。
  • 「エスティアンのところに早く行って!」最初のセシルは、大魔女の封印が解かれたセシルにゲートを開けさせた。その力を見たリハルトは驚愕する。「この子たちも一緒に連れて行きなさい」セシルの手はリハルトとエールドをゲートの中に放り込んだ。「世界の修正と結末を完成させるために異邦人であるこの子が一番重要だ。」セシルの手は悲鳴を上げる聖女をゲートに押し込んだ。
  • 「ありがとう。最後の私を助けてくれて」セシルはゲートに飛び込んだ。ゲートが消えると最初のセシルの白い手が消えていった。その手は笑っているようだった。
  • ドラゴンロードの瞬間移動に巻き込まれ首都の上空から投げ出されたタニアは、ギルガンティアに救われた。「無事でよかった。私の伴侶よ!」その言葉にタニアは困惑した。

  • エスティアンはセルシタの銀に苦戦していた。上空に出現したドラゴンロードがエスティアンへ攻撃を始めると、エスティアンの片腕が異常に膨れ上がり本来の怪物の姿へと変化し始めていた。
  • リュインが言った「世界の滅亡が今お前から始まろうとしている。」エスティアンはセシルとの日々を思い返していた。「ドラゴンロードを倒した後オレを殺せ。」リュインは戸惑ったがうなずいた。「全力を尽くしてお前を殺す努力をしよう」
  • そこにリハルト達が空から降ってきた。「エスティアン!」最後にゲートから降ってきたセシルをエスティアンが抱きとめた。「死ぬなんて思わないでください」そこにギルガンティアとともにタニアも下りてきた。
  • ドラゴンロードの攻撃を聖力で防ぐ聖女を目にしたエスティアンはあきれていた。「何がどうなっているんだ?」セシルは、彼女が聖女で異邦人だったことを説明した。そして自分の魔力が解放されたことも。「みんなが助けてくれるのでもうこの世界では私のために死ななくてもいいですよ。」セシルが笑った。
  • そしてギルガンティアの助けを借りドラゴンロードを倒した。

  • 戦いの後、セシルは聖女に問いただした「どうしてあなたが聖女なのか、異邦人とは何か説明してください」聖女は、ここが自分が作った世界で小説の中であることを全て説明した。「・・・ということです。君たちを作ったのは私だから感謝してくれないと・・」セシルが聖女に掴みかかった「なんでこんな人体実験するような話を書いたんですか!」「わざとこんな話にしたわけじゃない!夢で見ただけだ!」
  • 二人はつかみ合いの喧嘩を始めた。止めたのはエスティアンといつの間にか現れたケインだった。聖女はケインの胸の中で泣きじゃくった。「私があなたを皇帝にして男主人公にする。」ケインが優しく答えた「地位やお金などは要りません。あなただけの主人公であれば十分です」そして聖女を抱き上げると軽く頬に口づけをした。
  • するとエスティアンの後ろにカリアが立っていた。セルシタの銀のナイフを投げつけると網のように変形しエスティアンを拘束した。セシルは魔法でカリアを攻撃したが効かなかった。「大魔女の力を受け継いだのがお前だけだと思う?」低いうめき声とともにエスティアンの姿が変化し始めていた。
  • 「なぜ母親がおまえの力を封印したかわかる?」カリアは苦々しく言った。それは前回大魔女の力が覚醒した娘が失敗するのを見ていたからだった。
  • リハルトや聖女たちが一斉にカリアを攻撃したが跳ね返された。カリアは感嘆していた「過去でこんなに私たちのことを助けてくれる人はいなかった。私とエスティアン二人だけだったのに。」この最後のセシルのために過去の自分たちが踏み台になったのかと思うと怒りが込み上げてきた。
  • カリアは小さなゲートを作るとそこから赤い液体の塊が現れた。ユゼンディフの血だった。セシルに向かって飛んでくる液体をエスティアンが体を張って阻止した。
  • カリアは大魔女の力を持ったセシルには近づけなかったため、弱ったエスティアンにセルシタの銀の剣を向けた。しかし、剣で胸を貫くことができなかった。顔が同じなだけで違う存在なのに。カリアが一番よくわかっていた。自分のエスティアンではない・・・でも殺すことができない。
  • 彼女はユゼンディフの血を倒されたドラゴンロードに振りかけた。息を吹き返したドラゴンロードが暴れ始めた。「いよいよ終わりだ」カリアは力尽き倒れた。
  • カリアはエスティアンの最後の言葉を思い出した「あなたは生きなければならない」この言葉は彼女を苦しめ続けた。エスティアンが死に世界が滅亡しても生き残らなければならなかった。彼がそうしてくれと言ったから。そして見つけたのがこの世界だった。理不尽なのはわかっていたが誰かを憎まずにはいられなかった。「エスティアンに会いたい・・」カリアの目から涙がこぼれた。

  • 息を吹き返したドラゴンロードはそれまでとは全然違う破壊力だった。セシルは巨大なゲートを作りドラゴンロードを別次元に送ろうとしたが、強力な力でことごとく阻止された。
  • エスティアンは自らを犠牲にセシルをドラゴンロードから守ろうとしたが、すでに限界に達していた。セシルは大魔女になれば彼を救えると信じていたのに暴走を止められず涙を流した。「ごめんなさい・・・」エスティアンは笑って答えた。「君が怪我するのを見ていられないから。」
  • 「あれを見て!」突然エールドが空を見上げ叫んだ。すると空に数千ものゲートが現れ無数の本が落ちてきた。すべての世界が一堂に集まっていた。セシルは過去の世界の記憶をすべて受け入れた。
  • セシルは母親の記憶も取り戻した。母親は彼女をだましたのではなく世界の運命から守ろうとしていたことを知った。セシルは空を見上げて言った「お母さん、一度だけ手伝ってください」
  • すると空から3本の光の柱が現れセシルに近づいてきた。3人の守護魔女たちだった。セシルとの再会を喜んだ3人は、母親が残した時間固定の魔法を発動した。「エスティアンの暴走もドラゴンロードも私たちが食い止めるから早く始めなさい。」
  • セシルは聖女を連れて次元を超えた。セシルは知識を受け入れたときに聖女の正体も知った。「この子は神ではない。全能の何かが作り出した世界を書き換えたり修正したりすることができるだけだ。」それが聖女の能力だった。世界を救うためには「エスティアンからユゼンディフの血を消すこと」だけだった。二人は時間を遡り世界を修正する作業を始めた。
  • しかし、エスティアンに宿ったユゼンディフの血を消す作業は容易ではなかった。この世界に必ずセシルとエスティアンが存在するように、ユゼンディフの血も世界を構成する重要な要素だったからだ。血をセシルに移すこともやってみたが暴走してしまい不可能だった。
  • 「安定させることができればいいんだけど・・・」セシルが閃いた。イレーヌだった。彼女は子供の時エスティアンを救う際にユゼンディフの血が一滴混ざり一か月ほど昏睡したものの生還した。彼女は世界で唯一ユゼンディフの血を安定させることに成功した人物だった。
  • 聖女は内容を修正し、ユゼンディフの血はエスティアンから消えた。ドラゴンロードからも消滅した。この世に残っている唯一のユゼンディフの血はイレーヌの体にあるたった一滴。それがこの世界の新しい設定だった。

  • 一番先に気づいたのはリュインだった。彼はいつもエスティアンの不気味な力の存在を感じていたがそれが消えていた。エスティアンも信じられないという目で自分の体を見つめた。いつも聞こえていた声とともに暴走していた黒い怪物の体がゆっくりと消えた。「セシル・・」彼は愛しさを込めて名前を呼んだ。セシルはエスティアンを救った。
  • 聖女は倒れため息をついた。ユゼンディフの血の修正はそれほど大変だった。「終わった・・早く帰ろう・・」「・・・いや終わってない」二人の上には新しいゲートが開いていた。セシルは目を輝かせて言った。「あと999,999,999回だけやらない?」

  • セシルたちが戻ってきた。セシルはエスティアンの胸に飛び込んだ。「他の世界も助けに行かないと・・・」セシルは涙声で話した。エスティアンは今すぐにでも連れて帰りたかったが、彼女が自分を助けたように他のセシルも助けようとしていることをやめさせることはできなかった。「いつ戻ってこれるかわからないけど・・」セシルは行きたくなかった。しかし自分だけ幸せになるわけにはいかなかった。
  • セシルがセプターを振るとゲートの向こうに世界樹が現れた。そして嫌がる聖女を無理やり連れてゲートに入っていった。

  • セシルは目を覚ました。「カリアという令嬢の体に入ったはずだけど、ここはどこだろう?」手には魔物の血の付いた剣が握られていた。セシルはカーニッシュ領地の近くで生活していた猟師だった。その日は魔物にいきなり襲われて・・・
  • 「大丈夫?」彼女を助けた人物がいた。黒髪に黒い眼を持つ男。美しい出会いではなかった。しかし1年以上交際が続き伴侶となった。セシルは震える声で言った「・・・エスティアン」「なぜ僕の名前を?」初対面の女性が泣きながらいきなり抱きしめた。「セシル」彼も何故か名前を知っていた。とても懐かしい感じだった。彼女のエスティアンはまた彼女の前に立っていた。それは彼女が唯一望んだことだった。

エピローグ

  • セシルたちがいなくなって3年の月日が流れた。彼女たちのために首都から離れた何もないこの場所に第二の皇居が建てられていた。
  • 空に見慣れたゲートが出現した。聖女が飛び出してきてケインに抱きついた。「エスティアン」懐かしい声が彼を呼んだ。「帰ってきましたよ」エスティアンは彼女を強く抱きしめた。
  • セシルたちは首都に戻った。タニアとも喜びの再会を果たした。彼女はギルガンティアとの間に双子の子供を授かっていた。
  • その日は大臣たちと謁見する日だった。セシルは彼女が初めて皇后になった時と同じ衣装で同じ宝石を身につけた。ラッパが鳴り会場に入ろうとしたとき、エスティアンは自分が羽織っていた皇帝のマントをセシルの肩にかけ王冠を頭にのせた。「エスティアン!」驚く彼女に言った。「何か物足りなくて・・」セシルはしばらく考えてから言った「まだ一つ足りないものがあります。」「あなたが一番必要です。」
  • エスティアンはそっとキスをした。セシルは彼が自分のものとなったことが一番うれしかった。初めて自分で選んだ人だった。自分で救った世界、自分が救ったエスティアン。彼は笑ってセシルの手を握った。今まで一度も使われたことがない物語の終わりの時だった。

どこかに誰かが書いた話があった。ヒロインの名前はセシル、ヒーローの名前はエスティアン。二人は一緒に多くの人に出会い、多くの事を経験して恋に落ちた。そして多くの危機を乗り越えた。
その内容は重要なことではない。重要なことはただ一つ、あまりにありきたりな最後の文章だった。

<彼らは末永く幸せに暮らしましとさ>

 

wami
聖女が話を書き換えたため、ユリアナも復活して幸せになっています。聖女とケイン・リハルトとイレーヌ・タニアとギルガンティアがカップルになりました。それぞれのロマンスもありますがまとめでは割愛しています。漫画が楽しみですね。
wami
リクエストがありましたら外伝もまとめようと思います。

原作小説を読みたい

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