私を捨ててください(外伝)
wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国発Webtoon「私を捨ててください」の原作小説 外伝のあらすじをまとめました。
原作タイトル(韓国):나를 버려주세요
英語タイトル:Please Throw Me Away , Just Leave Me Be
作品紹介
不治の病に侵されこの世を去った、公爵家の娘「カレナ・ビフタ」。 路地裏の孤児だったアデルは公爵に拾われ、娘の代役となった。 そして呪われていると噂される大公と、政略結婚をするために家を出た日… 私は公爵の手によって殺されたはずだった。 …なのに、目を開けたら三年前に戻ってる…!? 運命を変えようとする「アデル」の挑戦が始まる! (Piccomaより引用)
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【ピッコマ】私を捨ててください【ネタバレ】
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原作小説あらすじのまとめ
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原作小説|私を捨ててください|あらすじ・結末
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サイドストーリー
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- ヘクシオンが皇帝になってから8年が過ぎ、帝国は徐々に安定してきた。
- アデルは皇后となった後も考古学者としての活動を続けたためヘクシオンとは離れて過ごすことが多く、二人は離婚したのではないかと冗談で言われるほどだった。
- ヘクシオンはアデルが危険な遺跡発掘調査に出かけることを内心快く思っていなかったが、彼女が生き生きとしている姿を見ると止めることはできなかった。彼女には自由に好きなことをして欲しかった。
- アデルも皇后としての立場を理解していたが、動けるうちに遺跡の研究を進めたいと思っていた。
- アデルが久しぶりに帰ってきたが、また次の遺跡の調査に向かうと聞いたヘクシオンは彼女に同行することにした。
- 訪れた洞窟の中で、二人は妖精たちと賭けをすることになった。
- その賭けは精神に影響を及ぼすひどい悪夢やぞっとする記憶を蘇らせるものだった。二人はお互いになんとか平常心を保ちクリアすることができた。
- ヘクシオンの悪夢は、危険な発掘調査を続けるアデルを失うことだった。アデルは自分がこれほど彼を心配をさせてしまっているとは思っていなかった。ヘクシオンの深い苦悩を知ったアデルは、これまでの事を反省し彼を抱きしめずっと一緒にいることを誓った。
- アデルが皇后となって10年目、第1皇子が誕生した。その翌年には双子の娘を授かった。
- 皇太子が成人すると同時にヘクシオンは皇位を譲った。
- 二人は遺跡の探索を続け、皇居に戻るのは年に一度だった。仲睦まじい二人が探索した遺跡は127箇所に及び、彼らが残した遺跡探査日記は長い間ベストセラーとなった。
- 皇太子が引き継いだ帝国は安定し平和と繁栄が長く続いた。
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考古学と言えば「悪役のエンディングは死のみ」のペネロペもそうでしたね・・
外伝~忘れられることについて
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- アデルは皇后となって14年が経ち、ヘクシオンと共に子供たちに囲まれ幸せな日々を送っていた。子供たちを育てるうちにビフタ家のことを思い出すようになっていた。
- それは、その前の年に新たな遺跡の調査に出かけた際フェリスに出会ったことがきっかけだった。
- 調査隊の護衛として雇った傭兵団に兄のフェリスがいた。以前のような高慢な態度はなく、傭兵団長からの不当な扱いにも表情を変えることはなかった。
- フェリスは以前のことをアデルに謝罪し、このまま傭兵として放浪すると話した。アデルは何も答えることができず立ち尽くすだけだった。
- その後、アデルは他の家族の消息を調べたが何も情報を得ることはできなかった。離婚して実家に戻った元公爵夫人もあまり良い待遇を受けていなかった。
- 「私はあの人たちが一生苦しむことを願っていたのだろうか・・」アデルは子供たちを抱きながら罪悪感を感じていた。
- ある時アデルはヘクシオンにビフタ家の消息を尋ねた。ヘクシオンは渋りながらも彼らの消息を教えてくれた。
- 元公爵夫人は実家でも不当な扱いを受けていたが、商才があったらしく今は小さな商団を立ち上げようとしているところだった。クァルンはモンスターの討伐チームで懸賞金ハンターをしているということだった。元公爵についてはヘクシオンにも消息不明だった。
- アデルはヘクシオンに彼らの追放令を解くようにお願いした。あれから15年近く経ち、もう彼らの事を忘れたかった。このまま罪悪感を持ちたくなかった。彼らには自分たちの人生を生きて欲しいと思うようになっていた。
- ミラン(元ビフタ公爵)は追放されてから路上生活者となり、ギャンブルで稼いでは貧民街で子供たちにパンを配る毎日を送っていた。
- ある日、賭博場から出てきた彼は元夫人のセシリアと出会い喫茶店で話した。
- セシリアは、ミランが子供たちを手放し10年以上も何もしてこなかったことに怒り涙を流した。
- 商団を立ち上げる準備ができたセシリアは、息子二人を見つけ出すつもりだった。
- 「私に一生すまないと思いながら生きてください」セシリアは冷たい視線を向けたが、ミランは彼女の望むことを理解していた。
- 「セシリア、一緒に行ってもいいか?」ミランは店を出る彼女の後を追った。
一人で久々の外出を楽しむアデル。花屋で夫のために花束を用意し、宝石店やブティックにも寄って馬車いっぱいにプレゼントを買います。
不幸だったカレナ時代やビフタ家への恨みも過去のものとなりました。アデルはようやくそれらと決別し忘れることにします。
馬車を降りると子供たちが駆け寄ってきて抱きついた。そしてそのあとをヘクシオンがやってきた。
アデルは用意した花束を彼に差し出した。「愛してます、ヘクシオン。あなたが思う以上に・・これからもずっと私と一緒にいてください」
10年以上も一緒にいて子供まで生んだにもかかわらず顔が火照って仕方がなかった。
「当たり前のこと言わないでください。」ヘクシオンが口づけをすると子供たちが騒ぎ出した。
「愛してます、アデル」囁く声は15年前と少しも変わらなかった。アデルは幸福に満たされていた。そして笑顔で子供たちを抱きしめた。
彼女は子供たちの額にキスをした。それは暖かい夕焼けが沈む午後だった。<完>
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駆け足でまとめました。過去と決別し幸せいっぱいで前に進むアデルと、過去の過ちと向き合いながらも家族の再構築に向け動き出すビフタ家でした。
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