【ピッコマ】私が娘ですか？【ネタバレ】

第1巻は少し疲れます。他の方々がおっしゃったように、ヒロインが窮屈でもありますが、後で進むほど自分の意思表現も上手になります。復讐もヘイリンが計画した通り着々と進行し計略的な姿も見られます。 虐待を受けた記憶が長いので当然のことだと思いますが、私も読みにくくて第1巻はオーディオで家事をしながら聞きました。
ビンセントが自分の娘であることを知らなくて無愛想でヘイリンにすごく良くしてくれます。 後になってだんだん家の者と一緒に狂った娘のようなことをしますが、「ヨシヨシ」が他の育児物のように幼稚になったりしません。 ビンセントかっこいい！ 世の中にこんなお父さんはいません。ヘイリンの服が破れて悲しむとヘイリンが使うものすべてを準備、またヘイリンの命が脅かされると暗殺者ギルドをすべて殲滅します。
そして育児物はたいていの場合ヒーローがすごく垂れると感じるのですが、ノアはそうではありません。 ヒロインに何の意味もなくはまることもなく格好よくて能力者です。 ヘイリンはチートアイテムがなく努力して学ぶ方なので、生まれつきのノアの能力が際立っているようです。
私は本当に買ってから 3、4回は読んだと思います。私は育児物の中ではこの本が一番重みがあって、ストーリーの展開も面白いと思います。 また、反対ケースである『虐待を受けた子が克服』など、過程をあまりにも長く書き続ける作家の方もいらっしゃいますが、この本は適当です。 育児期間が半分、大人期間が半分なので、それも適当だと思います。 もう一つ付け加えると、回帰物ではありますが、ありふれた回帰物ではありません。その理由と経緯が妥当です。

お父さんがめちゃくちゃ可愛いです。また、外伝にパパが娘に書いたものが出てきますが感動モノです。

ロアナ？ヒロインのお母さんが一番可哀想でした。その次にはノアが良かったですね。 最初から最後まで一貫していて精神的にも強かったです。主要人物の中で一番気丈で健康な精神の所有者の面々。 母親に似ているようです。
公爵とヒロインは大袈裟でちょっと情がわかなかった。

全体的に悪くないです。ヒロインがちょっとイライラしたのは幼い時、虐待されたことから性格がそうだと思います。どんなに愛されても虐待された記憶は完全になくなるのではないようです。それでもよく育ち、4・5巻ほどではヒロインの涼しい姿がしばしば出てきます。楽しく読みました。

よかったです。ヘイリンが虐待されたために、消極的で警戒するのは当然のことだと思います。 息苦しく感じる方々もいると思いますが、 私はむしろ説得力があって良かったです。 むしろ中盤から後半部ではヒロインが自ら決定し行動する姿がかなり見られます。 ヴィンセントと家族がすごく努力したからこそ可能だった姿だと思います！
そしてヴィンセント… この魅力・・現実にあんな男いないでしょう。 無愛想そうだったけど娘バカ・・・途中で過去の話が出る時は涙を少し流しました。
全般的に感情線の流れも良かったし、キャラクターたちみんな「よしよし」モードで可愛かったです。