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原作小説|悪役のエンディングは死のみ|あらすじ1

2021/05/14

悪役のエンディングは死のみ

wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国マンガ「悪役のエンディングは死のみ」の原作小説あらすじをまとめました。

原作(韓国): 악역의 엔딩은 죽음뿐

英語タイトル: Death Is The Only Ending For The Villainess

作品紹介

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。 自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。 ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。 死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? (Piccomaより引用)

 

くわしい作品紹介はこちら

【ピッコマ】悪役のエンディングは死のみ【ネタバレ】

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原作小説あらすじ

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※詳細はコチラ(閲覧注意!)

ゲームの裏設定

ハードモード攻略失敗でそのままノーマルモード編に突入してしまったペネロペ。物語の後半でノーマルモードの隠されたストーリーを知ることになります。

始め、大陸は黄金竜の統治のもと平和な時代を享受していた。竜は闇を地底に追い込み閉じ込めた。そしてその輝く目が世の中を照らすと地上には豊かな作物が育った。やがて寿命が尽きた竜は残された人間たちのために牙を1本残してこの世を去った。
しかしその後、地下に閉じ込められていた闇が地上に現れ、自分たちを神と称して「バルタ」を建国し人間たちを虐殺していった。古代魔法使いたちは「真実の鏡」を作りレイラー族を封じ込めようとした。熾烈な戦いのあと、レイラーたちは「真実の鏡」の一部を破壊し、15個の破片を黄金竜の墓に隠した。
しかし最後には「真実の鏡」の力が発動しレイラーは封印されたが、幼いレイラーが一人だけ地下深くに潜り逃れた。
復讐のためには皇居へ行く必要があった。そんな時イヴォンを見つけ彼女に憑依、美しく成長したレイラーは周りの人間を洗脳しエカルト公爵家に入り込むことに成功。そこで古代魔法使いの血を引くペネロペに出会う。
ペネロペは本能的にイヴォンを警戒し排除しようとするが、逆に人々から排斥される呪いでいつも失敗。覚醒できなかったペネロペはイヴォンに利用され簡単に殺されてしまった。
イヴォンは公爵家を掌握し皇太子と結婚し皇居に入場、そこで黄金竜の牙を獲得して不死となる。さらに鏡のかけらを使って一族たちの封印を解き復讐を果たした。
地上のすべての生命体はレイラーの餌食となり世界は破滅した。

しかし、たった一人だけ生き残った魔法使いがいた。ヴィンターだった。彼は自分たちが殺したペネロペが唯一レイラーに立ち向かった人物だったことを知る。そして最後の力をふり絞り真実の鏡を見つけ自分の命を対価に時間を巻き戻した。
世界はヴィンターが発動した時間の中に閉じ込められた。抜け出す唯一の方法はレイラーを倒すことだったが、愚かなペネロペのせいで何度も時間が巻き戻ってしまう(いわゆるリセット)。
無数の死を遂げるうちにペネロペの魂は砕け散ってしまい世界は止まってしまった。そして永劫の時間が流れる中、小さな魂が転生した。それが今のペネロペ。

ハードモードの簡単なあらすじ

ペネロペはハードモードクリアのため攻略対象をイクリスに絞ります。同時にエカルト家の面々やヴィンターの好感度も無難に上げていきます。カリストとは最初の出会いこそ最悪でしたが、狩猟大会で第2皇子がカリストに差し向けた暗殺者を共に撃退したり、レイラー残党との戦いで助けられたりとペネロペも気づかないうちに親密な関係になっていきます。カリストは乱暴な言動ながらも献身的にペネロペを援護し婚約を申し込もうとしますが、ゲームクリアを目指すペネロペは拒絶します。

誘拐されたヴィンターの弟子ラオンを救うためレイラー残党のアジトを攻撃した際、そこで女神と呼ばれていた女性がイヴォンだとわかり当惑するペネロペですが、アジトを壊滅させシステムからの報酬として鏡の欠片を受け取ります。
ハードモード終了の成人式まで残りわずかとなりイクリスの好感度は99%まで上昇、ゲームクリア目前まできますが、ある日イクリスがイヴォンを連れて屋敷にやってきます。イクリスは自分を愛さないペネロペに歪んだ愛を持つようになり、それをイヴォンに利用されてしまいました。
ペネロペは逆上しますがイヴォンの登場でますます立場が悪化、イヴォンは公爵家の人々を洗脳していきます。そしてペネロペに奪われた鏡の欠片の一部を密かに取り戻そうとします。
攻略対象から外し関係を解消しようとするペネロペにイクリスは絶望します。全てが悪い方向に進む中でペネロペは成人式の中止を公爵に申し出ますがもう止めることはできません。心配したカリストはペネロペのもとを訪れますがもう彼女の心には届きませんでした。

成人式当日、豪華な式典の途中で突然イヴォンを連れて舞台に上がるデリックが叫びます。「本当の家族を紹介しないのはどういうことだ!」イヴォンのことは成人式終了後に落ち着いてから公表するつもりでした。デリックの狂った行動にエカルト公爵は怒り、参加者達は騒然とします。その時システムからハードモードクリア失敗のウィンドウが現れます。ペナルティは攻略対象者全員の好感度下落、ペネロペは目の前が真っ暗になり崩れ落ちそうになります。

ペネロペの最後の手段は死んでゲームから抜けることでした。壇上でイヴォンを温かく迎えたペネロペは乾杯の時に毒入りの酒を躊躇うことなく一気に飲み干します。倒れて血を吐くペネロペ、駆け寄って抱き上げたカリストが泣き叫びます。しかし無情にもシステムウィンドウが現れます

<ハードモードを熱烈にプレイしてくれたあなたに特別報酬として隠れたエンディングを見るチャンスが与えられます!>

ペネロペは意識が薄れていく中でもキャンセルボタンを押そうと必死にもがきますが、抱きしめるカリストや集まった人々に阻まれ押すことができずそのままゲーム続行となってしまいます。

ペネロペは血をどくどく流し意識を失いますが、ヴィンターの解毒剤によって一命をとりとめます。

 

wami
ノーマルモード以降の簡単なあらすじです
  • ペネロペは一命をとりとめたが一向に目を覚ます気配はなかった。カリストは彼女の冷たくなった手を握りずっとそばに付き添った。
  • 意識を失っているあいだに夢を見た。レイラーの残党と戦ったソレイル島の地下でイヴォンが持つ鏡の欠片に映るのは、ベッドで携帯を握り締めたまま眠る現代の自分の姿だった。鏡に向かって走り出し必死に現代に戻ろうとしたがシステムの妨害によってできなかった。システムウィンドウが開いた<ヒドゥンルートに入りました。好感度は表示不能です。><突発クエスト発生:古代魔法鏡の欠片を安全な場所に保管してください>
  • 悪態をついたペネロペは自分がベッドの上にいることに気が付いた。ペネロペは一週間ぶりに目を覚ました。
  • 今回の事件を調査していた公爵たちはペネロペに事情を聴いた。「すべて自分がやりました。」ペネロペが話した。そしてエカルト公爵に離縁を申し出るが、公爵は離れることを認めなかった。
  • 同席したヴィンターはペネロペの意図が別にあることに気づいていた。彼はボランティア活動を通してすでにイヴォンのことを知っていた。ノーマルモードでは彼がイヴォンを連れて来るはずだった。しかしペネロペのことを思うと連れてくることができなかった。
  • ペネロペは庭の焼却炉で鏡の欠片を燃やそうとしたが全く傷はつかなかった。するとイクリスがやってきた。彼は自分を捨てないよう懇願したがペネロペは拒絶。そこにイクリスを探しに来たというイヴォンが現れた。「新しいご主人様と楽しく過ごして・・」ペネロペは呼び止めるイクリスを無視して足早に離れた。
  • イボンヌは絶望するイクリスに「ペネロペを手に入れたければ今北方で反乱軍と交戦中の皇太子を殺してこの国を乗っ取ればいいんだ」と洗脳した。離れるフリをして物陰で二人の会話を聞いていたペネロペは恐怖を感じた。
  • ペネロペはエミリーを使って鏡の欠片をヴィンターに預けた。ペネロペは脱出のため抜け穴を確認しにいったが既に塞がれてしまっていた。そこにレナルドがやってきた。レナルドは黙って新たに騎士たちが作った抜け穴を教えた。そしてペネロペに今までの事を謝罪、深く頭を下げながら涙を流した。
  • ペネロペは公爵に昼食に誘われた。会話の中で公爵がイヴォンに少し疑いを持っていると感じたペネロペが言った「あの子といるとき、カップの中の茶を覗いてみてください、お父さん」公爵はワケが分からないという顔をした。そして帰り際に言った「あの子に気を付けて、お父さん!」※ペネロペはレイラーが鏡に映らないことを知っていました。
  • 部屋に戻るとメイドが化粧台を漁っていた。その鏡には姿が映らなった。バレたイヴォンは悪びれる様子もなく鏡の欠片を返すよう要求した。「もしかしてお前も帰ってきたのか?」イヴォンは意味が分からない質問をした。「お前は誰だ。私の知っているペネロペとは違うな」イヴォンは鏡を使ってペネロペを洗脳しようとしたが彼女には効かなかった。
  • イヴォンが何やら呪文を唱えると同時にペネロペは目の前が真っ暗になった。そして目が覚めると現代の自分の部屋にいた。そこにはすでに死んでいる自分がベッドに横たわっていた。そして場面が変わると今度は兄たちと父親が死んだ自分を罵る場面だった。ペネロペがひどく動揺していると急にシステムウィンドウが開いた<危険!洗脳攻撃を受けています。突発クエスト発生!魔法で攻撃を防御しますか?>
  • 我に返ったペネロペはシステムウィンドウの呪文を唱えて攻撃を防御し、意識を戻すことに成功した。「おまえ、どうやって・・・」固まるイヴォンに怒ったペネロペが攻撃した。すると白い光が飛んできてイヴォンのみぞおちに食い込み悲鳴とともに壁まで吹っ飛ばした。
  • またシステムウィンドウが開いた<クエスト失敗><メインクエスト:呪いを解くには「古代レイラの墓」で「真実の鏡」を探してください>「言われたとおりにしたのに!!」ペネロペが抗議しているとエミリーとメイド長が部屋に入ってきた。血を吐いて倒れている本物の公女とその前で仁王立ちしている偽物・・・最悪の光景だった。「逃亡するしかない、今逃げないと大変なことになる」とりあえず必要なものをかき集めた。
  • 「どこに行くつもりですか!」メイド長が行く手を阻もうとしたが、それをエミリーが気絶させた。大急ぎで荷物をまとめエミリーの手引きで屋敷を脱出し白うさぎ商会に向かった。
  • ペネロペがヴィンターに『真実の鏡』について尋ねると、彼は秘密の部屋に案内した。そこには彼が古代資料を基に作った模型の『真実の鏡』があった。ペネロペはカバンの中から鏡の欠片を取り出して見せた。それはさっきイヴォンから奪ってきたものだった。ヴィンターはイヴォンがレイラーである事実を突きつけられて衝撃を受けた。そして自分の無意識と繋がっているというバラの花一輪をペネロペに渡した。<クエスト完了:『魔法使いの信頼を得ました』報酬として『紫色のバラの花一輪』『移動魔法スクロール』『999,999+ゴールド』>ペネロペはエミリーの保護を依頼して路地へ抜け出した。
  • 目的地のアルキナ諸島には結界魔法がかけられていてスクロールが使えなかった。そこに捜索中のエカルト騎士団を率いるデリックに見つかり連れ戻されそうになるが、再びスクロールを使って難を逃れた。

  • ペネロペは移動したトラタンで船と船員を買い上げアルキナへ向かった。途中クラーケン(タコの怪物)に襲われシステムウィンドウに出てきた呪文を唱えて撃退しようとするが攻撃魔法が効かなかった。絶体絶命と思われた時、「公女!」という聞きなれた声とともに黄金の光が降り注いだ。助けにきたカリストのおかげでクラーケンを倒すことができた。
  • カリストは北方で反乱軍と交戦中だったが、ペネロペが失踪したとの報を受け急いで首都に戻ってきた。ペネロペが持つ魔法地図を複製しておいたため彼女の位置を特定することができた。二人はスクロールを使ってアルキナへ移動した。
  • 目を開けると砂漠だった。二人は神殿を見つけ中に入り地下に続く階段を降りると金貨や宝石が山のように積まれ、数千の人骨が埋められていた。そこは『古代レイラの墓』だった。ペネロペはあたりを見回すと遠くに鏡を見つけた。「公女!」びっくりして呼ぶカリストを無視して階段を駆け下りていった。
  • 現れる魔物をカリストが倒しペネロペは鏡の前に立った。するとシステムウィンドウが開いた<『真実の鏡探し』クエスト終了。ヒドゥンストーリーを見ますか?>ペネロペはあまり見たくはなかったがOKボタンを押した。すると鏡から爆発するように白い光が現れ、ペネロペは暗い空間に閉じ込められた。そしてゲームのBGMとともにストーリーが始まった(内容は上記参照)
  • 「ここまで一度も死ななかったあなたが真の主人公!悪役から滅亡の危機に瀕した世界を救おう」そしてシステムウィンドウが開いた<メインクエストハードモードヒドゥンルート【本当の悪役は誰?】>ペネロペはため息をついた「なんで私が世界を救わなければいけないの?」<メインクエストを完了すると報酬と共にゲーム終了です。あなたは報酬【黄金竜の牙】で人々を救うことができます>
  • ペネロペは叫んだ「こんなところに連れてこられたうえに何で人々を救わなければいけないの!もう死んでるし帰るところもないのに!」現実の私はもう死んでいるのでは?これは全て幻想だ。でなければ地獄で罰を受けているとか。そうでなければペネロペと私の境遇がこんなに似ているはずはない。徹夜でゲームしたことがそんなに大きな罰なのか?悔しくて泣きそうなのをこらえて歯をくいしばった。
  • すると目の前にある映像が現れた。それはとある病室だった。自分は酸素マスクをして死んだように眠っていた。胃がんを患い過労によるショックで昏睡状態のようだった。そしてその前では二人の兄と父親が今までのことを後悔し涙を流して懺悔していた。するとシステムウィンドウが開いた<あなたの残りの呪いが解けました!>
  • 「何をいまさら・・」ペネロペは涙を流しながら悲鳴のように叫んだ。しかし同時に昏睡状態に陥った自分を苛立たしく思わない家族の姿に安堵する自分が惨めだった。その瞬間再びウィンドウが開いた<メインクエストを完了すると報酬と共にゲーム終了です。あなたは報酬【黄金竜の牙】で人々を救うことができます>ペネロペはOKボタンを押した。
  • <真実を知ったあなたに報酬として『真実の鏡棒』が与えられます>OKを押すと手鏡がついた魔法の棒が現れた。あまりに幼稚でペネロペは顔をしかめた。<これを使って古代魔法を使用できます。世界を滅亡の危機から救ってください><最後に古代魔法使いの魂からの伝言です。-子孫よ、君のお金で真実の鏡をメンテナンスすることができた>
  • 「狂ってる!」悪態をつく前に黒い空間が崩れ始めた。「公女!」カリストがペネロペの体を引き寄せた。『真実の鏡』は粉々に砕けていた。今までのことが信じられないペネロペはカリストの胸の中で号泣した。
  • ペネロペは、カリストに自分が別の世界から来てペネロペに憑依したことなど今まで隠していたことをすべて話した。「君が誰であろうと関係ない。君を愛している。」カリストも今まで隠してきた苦悩を打ち明けた。あらゆる感情が津波のように押し寄せペネロペはわあわあと泣いた。愛しているという言葉に胸がドキドキしたが、ゲームを抜ける方法がわかり、彼を受け入れることも完全に喜ぶこともできない自分の境遇があまりにも不憫だった。
  • 「殿下は私が望むものは全て叶えるとおっしゃいましたが、これからすることは納得できないかもしれませんよ」「すべてが終われば一緒にいることができないかもしれません。それでも愛しますか?」「お前がどこに行っても今日みたいに追いかけるから大丈夫だ。愛している、ペネロペ・エカルト」二人は何度も口づけを交わした。
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原作小説|悪役のエンディングは死のみ|あらすじ2

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