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【原作小説】悪役が施す美徳【外伝まとめ】

2021/03/30

悪役が施す美徳

wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国マンガ「悪役が施す美徳」の原作小説・外伝についてまとめました。

原作タイトル(韓国):악역이 베푸는 미덕

英語タイトル:Virtues of the Villainess

作品紹介

侯爵家の美しい令嬢「ジンジャー・トルテ」 しかし、もう一人の侯爵令嬢でありライバルである「レラジエ・アトランタ」にいつも手遅れているが… そんな「レラジエ」に婚約者をとられ、気分転換に読もうと手に取った本がなんかおかしいーー!? 自分は「悪女」で、一生の宿敵であるレラジエは「女主人公」!? 「悪女」は婚約者を奪われただけでなく、一目惚れした皇帝までも容赦なく「女主人公」に奪われる。 それが小説の中の「ジンジャー」の役割だった。 ”私から全てを奪うとはね、もうシナリオ通りに悪役になってやるーー!” 「ジンジャー」の愉快な反乱が始まる! (Piccomaより引用)

本編の結末・ネタバレはコチラ

【ピッコマ】悪役が施す美徳【ネタバレ】

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原作小説の外伝まとめ

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※詳細はコチラ(閲覧注意!)
wami
外伝は3編あります

外伝1

ハメル漂流記

事件後、ジンジャーとイザナの仲はさらに深まります。ハメルはジンジャーへの想いを整理するために休暇を取って旅に出ますが、途中の砂漠で行き倒れになりイスカンダル王国のお姫様シエラに助けられます。シエラはジンジャーに似て無鉄砲でお転婆な女性でした。ハメルが帰るとき、シエラも一緒についてくることになってしまいます。

外伝2

ジンジャーの後日談

  • イザナが人の心を読めなくなってから、二人は度々相手の考えを当てるゲームをしていました。二人はいつもじゃれ合ってます。
  • レラジエはジンジャーの計らいもあって重罪は免れて地方へ追放されました。ジンジャーは天敵がいなくなって気分が楽でした。
  • 社交界では二人の婚約が噂になっていました。しかしイザナはあまり気にしてない様子。ジンジャーはそのことが不満です。
  • 侯爵家で開かれたパーティで、イザナはジンジャーにサプライズでプロポーズします。
  • プロポーズから一週間後、ハメルが戻ってきました。シエナ姫も一緒でした。シエナはジンジャーに会うなり「生姜?」と言ってジンジャーを不機嫌にさせます。
  • ハメルはジンジャーへの気持ちがまだ整理できていませんでした。シエラとの関係にも戸惑いがありました。
  • ジンジャーは侍女のサラからイザナが最近頻繁にドレスショップに通っていることを聞きます。
  • ジンジャーはてっきり自分へのプレゼントだと思い、大喜びで古いドレスを処分しイザナからのプレゼントを待ちますが、イザナからは何の話もありませんでした。
  • キキ(昔の婚約者)との事がトラウマになっているジンジャーは、いけないと思いつつもイザナが他の女性と関係を持っているのでは?と疑ってしまいます。
  • 泣きながら王宮を歩いているとハメルとシエナに出会います。二人はジンジャーの異変に気づき、話を聞きだします。そして、シエナがイザナの後をつける作戦を提案します。ジンジャーは、まるで自分のことのように心配するシエナを見て少し気分が和らぎます。
  • 後日、イザナがドレスショップに向かっていることを知った3人はお店の近くで隠れて待ちます。
  • そこにイザナがやってきました。女性も一緒です。ジンジャーは「あっ!」と思いましたが、その瞬間シエナが飛びだしてイザナを問い詰めました。
  • 一緒にいたのはジンジャーの母でした。隠れていたジンジャーとハメルをみたイザナは状況を理解して顔色が変わります。ジンジャーは真っ青でした。
  • 誤解を解いた後シエナとハメルは照れ笑い、ジンジャーは後悔でうつむくしかありませんでした。
  • イザナはプロポーズの了承を得るためにジンジャーの母親へ送り物をしていたのでした。イザナは呆れました。
  • ゲシュトの事件で「信頼」こそが一番大切だったのにそれを壊してしまったジンジャーは涙を流して謝ります。イザナは彼女を許しました。
  • ドレス事件から2日後、シエナ姫が侯爵邸に尋ねてきました。彼女はドレス事件の事を謝罪し、そして言いました。「ハメルの事を愛しています。振り向かせたので彼のことを色々教えてほしい」
  • ジンジャーはシエナにアドバイスをします。そしてハメルの幸せを祈りました。
  • 結婚式当日、緊張するジンジャーのところにハメルとシエナがやってきました。二人は仲良く腕を組んでいました。そこに白いタキシードを着たイザナがやってきました。
  • 二人きりになったときイザナが囁きました「最後に言いたいことがある」「何ですか?」「世界中の生姜が生姜茶になるまで君を愛するよ」
  • 「タンプル塔が崩れて灰になるまで愛します」
  • イザナはまぶたにそっとキスをして手を差し伸べた「そろそろ行こうか」。
  • 「はい」ジンジャーは手を握り幸せそうなイザナの顔をじっと見つめました。この手のぬくもりが永遠でありますように。<完>

イザナ救出記(特別外伝)

  • 結婚式から半年、イザナは仕事が忙しくてなかなかジンジャーとの時間を作ることができません。ジンジャーは結婚生活に満足していましたが少し寂しそうです。
  • 「キスは誰に教わった?」と聞くイザナ。ジンジャーは彼ともっと早く出会っていたらと後悔していました。
  • ハメルは二人きりにならないようジンジャーを避けていました。シエナ姫は数か月前イスカンダル王国へ戻りましたが、ハメルは気持ちの整理がまだついていなかったので一緒には行きませんでした。
  • 王宮での宴会の日、ハメルが「大切な話がある」とジンジャーのところにやってきます。「良くない夢を見ました」
  • 「今夜の宴会で私の知り合いが大暴れしそうです」ハメルの知り合いとは、ヴェノムというゲシュトの弟子の事でした。彼は「夢の支配者」と呼ばれていて、相手を永遠に眠らせたままにしておく能力を持っていました。
  • ハメルは「賢者の目」で過去と未来の出来事を見ました。ハメルが見た過去は、レラジエとヴェノムが会話する姿でした。レラジエと聞いてジンジャーは衝撃を受けます。二人は時々出会う間柄になってイザナの事を打ち明けたようだとハメルが続けました。
  • そしてハメルが見た未来は、宴会場でヴェノムがイザナに眠りの魔法をかける姿でした。
  • 宴会の前にジンジャーはイザナにヴェノムの事を話しましたが、イザナは「大丈夫だ」と泣きそうなジンジャーを慰めます。
  • 宴会が始まるころ、悲鳴の混じった騒ぎが聞こえ始めました。ハメルとヴェノムが対峙していました。イザナは人々の避難と騎士の動員を指示しましたが、その時突然爆発音が鳴り響きました。
  • 人々が倒れ、辺りが静まり返りました。すると向こうから服がボロボロになって塵まみれのハメルがやってきました。魔法の鎖で拘束され魔法を封じられたヴェノムを引きずっています。
  • イザナとジンジャーが駆け寄ります。しかし、ヴェノムはイザナではなくジンジャーに狙いを定めました。ジンジャーは恐怖で動くことができません。ヴェノムの指先から魔法の光が放たれる瞬間、ハメルとイザナがジンジャーに飛びかかりました。
  • ジンジャーは床に倒れました。誰かが抱きしめてくれたようです。「イザナ陛下!」ジンジャーの代わりに魔法を受けたイザナは気を失っていました。

  • ジンジャーは泣き続けました。ヴェノムは自分の命を削って魔法を使ったため意識を失っています。ハメルは自分を責めました。
  • 助ける方法は「イザナの夢の中に入ってイザナ自身を起こす」ことでした。しかし、ハメルも詳しいことはわからずまたその方法も確かではないため、申し訳なくて涙を流します。ジンジャーは自分たちのために戦ってくれたハメルを慰めます。
  • ジンジャーはイザナの夢の中に入ってみることにします「ご心配なく。いつものようにハッピーエンドにしますよ。」
  • ハメルはジンジャーの腕に金のブレスレットをはめました「助けが必要な場合はこれに向かって叫んでください。もしイザナ陛下が過去の夢に閉じ込められていたら、夢の中の私が来ますよ」
  • ハメルは魔法でジンジャーの魂をイザナの夢の中に移しました。

  • ジンジャーが目を開けると、唇が迫ってきていました。慌てて頬を引っぱたくと、ジンジャー14歳の時のファーストキスの相手でした。ハメルの言う通りイザナは過去に閉じ込められてしまったようでした。14歳に戻ったジンジャーはファーストキスを死守します。
  • 場所は宴会場でした。見下ろすと14歳の時のレラジエもいます。ジンジャーは「全部おまえのせいだ」と彼女の頬を殴りました。
  • 侯爵邸に戻り、とりあえずハメルを呼び出しました。しばらくして24歳のハメルがやってきました「誰か知りませんが私を呼びましたか?」
  • ジンジャーはハメルに全てを説明しました。ハメルはジンジャーのブレスレッドをじっと見ています「それは確かに私が作ったもののようです。」
  • 「時間がないんです。イザナに会わせてください!」ジンジャーは懇願しました。

  • 「ジンジャー様、大丈夫でしょうか・・」夢の中のハメルもジンジャーの行動に困惑していました。ジンジャーは侍女になりすましてイザナに会いに行くつもりです。ハメルにイザナの専任侍女にしてもらうよう頼みました。
  • タンプル塔に向かう馬車でハメルが聞きました「未来ではみんな幸せになりましたか?」
  • ジンジャーは、現実のハメルが幸せなのかわからなかったので曖昧に答えました。するとハメルがつぶやきました「私は幸せではないようですね」
  • ジンジャーはイザナの部屋に入ります。イザナは小さい指輪を無理にはめようとしていました。イザナが言いました「お前は誰だ」。久しぶりに聞いた冷たいイザナの声に、ジンジャーは怖がるより胸がドキドキしました。
  • 「名前は?」「ジンジャーです」「生姜?」イザナの口から「生姜」という言葉を聞いてジンジャーは嬉しくて涙を流します。慌てたイザナが優しくすると涙はさらに溢れてきました。
  • イザナはじっとジンジャーを見つめました「お前!知ってるのか」顔がみるみる険しくなります。
  • ジンジャーはイザナから視線をそらさずに2人の多くの出来事を思い浮かべました。そしてイザナが夢の中に閉じ込められてしまったことも。。。
  • 「眠っているあなたを起こすために夢にはいってきました」「信じられない・・・」
  • イザナはあまりにも多くの情報に触れて混乱していました。ジンジャーはイザナが落ち着くまで待つことにしました。そしてさっきの小さな指輪が目に入りました。「それは父がくれた指輪なんだ。もう小さくて入らなくなってしまった。」
  • 「君に協力しよう。ただし条件がある。私を惚れさせることだ。そうすれば専任侍女として傍に置こう」ジンジャーにとっては悪くない提案でした。しかし現実に目を覚まさせる方法はまだ見つかっていません。
  • イザナは聞きました。「私のことが怖くないのか?」「能力があってもなくても私はイザナが好きです。」と答えるジンジャー。その日は何もしないことを条件に同じベッドで夜を過ごしました。

  • 翌朝、ハメルがやってきました。天気が良かったので3人は朝食を外で食べることにします。ジンジャーがサンドイッチを作りました。イザナはワインを飲んだところ倒れてしまいます。
  • そこに騎士達を従えた皇帝陛下がやってきました。外に出ているイザナを見て皇帝は激怒します。ジンジャーは言い訳をしますが、それがさらに逆鱗に触れます。
  • ジンジャーは皇宮に連行されそうになりますが、突然目を覚ましたイザナが助けます。イザナを恐れる皇帝は逃げるように行ってしまいました。そしてイザナはまた倒れてしまいます。
  • ハメルがイザナを寝室まで運びました。ジンジャーはハメルと少し話をします。夢の中のハメルもジンジャーに心を惹かれていました。ジンジャーは複雑な思いに駆られます。
  • ジンジャーはイザナを起こしてみました。しかし何も起こりません。ジンジャーはイザナにファーストキスをあげます。
  • イザナが話しました「『起こす』というのは自分を変えるということじゃないかな。父に嫌われるのが怖かったし、人の心を読むのが怖かった。だからここに隠れて暮らしているんだ。」「未来に賭けてみるよ。そしてまた君に会いたい。」
  • 『起こす』という意味は、イザナの人生で最も暗かったこの時代に希望を与え、自らが覚醒することなんだろうかとジンジャーが考えていると、イザナが叫びました。
  • 見ると自分の腕が半分消えかけています。すぐに元に戻りましたが別れの時は近づいていました。

  • 別れるときにどんな言葉を交わせばいいだろう、そして現実のイザナを起こすにはどうすれば・・・ジンジャーは考えていました。「もしかすると夢の中のイザナが見過ごしていた色々なことに気づくことが解決策なのかもしれない。でももし違っていたら・・・」
  • ジンジャーはテーブルの上の皇帝から貰った小さな指輪を手に取って聞きました「これは取っておくつもりですか?」
  • 「いや、もう未練はないよ。父がまた愛しくれるという期待もしないよ」
  • 「それはいい考えです。私がもっときれいな指輪を買ってあげますよ。」
  • 「私を惚れさせたからこのまま傍にいてもいいのに・・・」イザナが言った瞬間、ジンジャーは目の前がぼやけてきました。「お前、体が消えかかってる!」ジンジャーは覚悟しました。「また必ず会いましょう。約束します。愛しています・・・永遠に。」
  • 「行くな!」それがジンジャーが聞いた最後の言葉でした。

  • 気が付くと現実の世界でした。「大丈夫ですか?」ハメルの声がしました。「ハメル、老けましたね」「はい?」
  • 隣で寝ているイザナを見ると、瞼がピクピク動いています。ジンジャーは大声でイザナを呼びました。「ジンジャー・・?」イザナは目を覚ましました。ジンジャーは涙を流しました。現実のイザナが目を覚ました喜びと、もう夢の中のイザナに会えないという悲しみで混乱していました。
  • 「ジンジャー、行くなって言ったじゃないか。一人で行くなんて、、」イザナが抱きしめました。イザナも夢の中で経験したことを全て覚えていました。
  • 「お二人ともご無事で本当に良かったです」ハメルはひとりうつむいて涙を流していました。
  • 「ハメル、あなたもこっちにきなさい。あなたの活躍が一番大きかったから」ハメルは二人の腕をぎゅっと抱きしめました。

  • 二人とも健康状態は良好でした。
  • レラジエは人がいないところに追放され、ヴェノムの処理はハメルに任されることになりました。
  • 「ジンジャー、夢の中で交わしたキスは君にとっても初めてだった?」「そうです!」「じゃあ夢の中に閉じ込められたのも悪くなかったね」
  • 「そんなこと言わないでください、どれだけ心配したか・・」「助けてくれてありがとう」イザナは抱きしめました。
  • 「持てないものへの未練は捨ててきたよ。その代わり持っているものの大切さがわかったんだ。それで眠りから覚めることができた。一番大切なジンジャーを永遠に大事にするよ」
  • イザナはドレスのヒモを慣れた手つきで解いていました。「夢でできなかったことがしたいな。」
  • イザナは耳元で囁きました「永遠に君だけを愛してる」。
  • それは夢から覚めてより大きくなったイザナの優しさでした。<完>

原作小説を読む

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