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原作小説|接近不可レディー|あらすじ・ネタバレ

2021/09/28

接近不可レディー

wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国マンガ「接近不可レディー」の気になる結末や原作小説の情報、英語で読めるサイトなどの紹介です。  

原作タイトル(韓国):접근 불가 레이디

英語タイトル:Solitary Lady , Untouchable Lady

作品紹介

「ヒリス、頼む。ガブリエルの代わりに死んでくれ。」 「バラの貴公子」としてみんなから愛されるお兄様が、初めて私に頭を下げた。 血も繋がっていない義理の妹のために死んでほしいと…。 「あともう1回死ぬくらい、大した事ないだろ?」 タイムリープを繰り返す私。7度目に裏切られたあの日、ついに私は未練から解き放たれた。 「あなたが最後まで人でなしのクズでよかった」 あなたたちの愛なんて、もう要らない。 今度は私が、あなたたちを捨てる番よー (Piccomaより引用)

原作小説は、本編240話・特別外伝14話で完結しています。書籍は全7巻。漫画版は2021年9月にピッコマで連載が始まりました。

カカオページ(小説)

https://page.kakao.com/home?seriesId=52365520

カカオページ(漫画)

https://page.kakao.com/home?seriesId=56976992

結末やネタバレなどの情報

原作小説のあらすじをまとめました!(2021/11/24)

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※詳細はコチラをクリック(閲覧注意!)
wami
「ロクサナ」の作家さんです。原作読了しましたので近日中にこちらの記事をアップデートします!更新情報はTwitterでお知らせします。

結末やネタバレはコチラで情報交換されています(英語)
※結末に関する詳細なネタバレがあります。

https://forum.novelupdates.com/threads/untouchable-lady-접근-불가-레이디.115038/

韓国のWiki情報です

https://namu.wiki/w/접근%20불가%20레이디

作品レビュー(韓国・ネタバレあり)

https://m.blog.naver.com/PostView.naver?logNo=221499226684

漫画アップデート

https://www.mangaupdates.com/series.html?id=180582

 

wami
小説読了。内容を簡単にご紹介

神を裏切った4人の守護者たち(4大家門の先祖)にかけられた呪いと、「カリキアの血」を利用して4大家門に取って代わろうとする者たちの陰謀が絡み合うストーリー。
守護者たちは初代王(半神)の魂と肉体を粉々にして心臓を食らうことで異能を発現させ、強大な力を得た。イノアデンは「永遠の命」を望み、カリキアは「万物を支配する力」を欲しがり、パルベノンは「誰にも劣ることのない権力と名誉」を渇望、そしてベルゼットは「盲目的な愛」によって神を裏切った。神はそれぞれの欲望によって身を亡ぼす呪いをかけた。
イノアデンが「永遠の命」を望んだため、ヒリスには「最後のイノアデン」として永遠に人生を繰り返す呪いが発現してしまう。
そして絶対的な権力を持つ4大家門の力を奪おうとする者たちが陰で暗躍。カリキア傘下のモンタナ家は「カリキアの血」で実験を繰り返し魔物や変異者を作り出し混乱を引き起こした。

ヒリスの過去7回の人生

1回目

能力を覚醒させたヒリスは兄リカルドの影武者となるが、奴隷のように扱われ最後はリカルドに突き飛ばされた拍子に階段から落ちて死んでしまう。

2回目

ここでも家族から虐げられ虐待を受けるヒリス。しかし片想いの相手クリスティアンが手を差し伸べ、ヒリスはパルベノン家で保護されることになった。しかしヒリスはクリスティアンの本性を知り絶望、それでもクリスティアンに縋ろうとするが、リカルドからの手紙でイノアデンに戻る決心を固めパルベノン家を脱出。ところが逃げる途中で襲撃に遭い命を落とす。

襲撃したのはクリスティアンの兄ゴティエ。クリスティアンが助けに向かったが、ヒリスは彼の腕の中で息絶えた。クリスティアンは、ヒリスが死んで初めて自分の中で彼女が大きな存在だったことに気が付いた。
物語終盤、クリスティアンはこの人生の事を思い出し激しく後悔する。そしてヒリスを二度と自分のモノにすることができないことを知り、絶望して自暴自棄に・・そのことが彼の最後に深く影響を及ぼす。

3回目

ディエゴはヒリスの能力をリカルドに移す方法を発見した。それは「カリキアの血」を食べさせることだった。ヒリスは血を流し苦しむが、中々その能力を移すことができなかったため、業を煮やしたディエゴは大量の「カリキアの血」を無理やりヒリスに食べさせた。そのせいでヒリスは血を吐きながら絶命してしまう。

4回目

ヒリスはディエゴに自分が回帰していることを告白するが、全く聞き入られず逆に隠し部屋に閉じ込められてしまう。「カリキアの血」を食べさせるだけでは飽き足らず、ディエゴはナイフでヒリスの身体を切り裂きそこに「カリキアの血」を埋め込んでいった。ヒリスの身体は怪物のように変形していき酷い苦痛の中、精神も蝕んでいった。リカルドに助けを求めるヒリス。「僕はこんなことになるなら賛成しなかったよ。何とかするよ。」ヒリスの心に希望の灯りがともるが、それ以降リカルドが姿を見せることはなかった。ヒリスは絶望の中、この人生でも酷く苦しみながら死んでいった。

5回目

またもや回帰したヒリス。たまらず屋敷から逃げ出した。屋敷を出たところでビオレッタに遭遇するが、ディエゴに連れ戻され再び「カリキアの血」を使って身体と精神を蝕まれていった。しかしそこにビオレッタから依頼を受けたアクシオンが助けに来る。5回目の人生ではじめてアクシオンとの運命が動き出した。ディエゴは投獄され、ヒリスはアクシオンの元で治療を受け保護された。アクシオンはヒリスに特別な感情を抱くようになり二人の関係は少しずつ深まっていくが、アクシオンが目を離したすきにリカルドの計画によってヒリスはイノアデンに連れ戻されてしまう。アクシオンが助けに向かったが、ヒリスは牢の中ですでに息絶えていた。理性を失ったアクシオンはイノアデンの者たちを皆殺しにしてしまう。

6回目

この人生でもヒリスはアクシオンと関係を持つが、ヒリスのせいでマゴの救出に失敗しアクシオンはヒリスを責めた。ヒリスは「カリキアの血」の元凶ともいえるマゴを殺そうと考えていた。この人生では二人の間に恋愛感情のようなものはなかったが、アクシオンはヒリスに異能の使い方を教え、のちの彼女に大きな影響を与えることに。マゴは数年後に見るも無残な姿で発見された。ヒリスは、ディエゴとモンタナの策略で「カリキアの血」によって誕生した「変異者」に殺されてしまう。

7回目

この人生でヒリスとアクシオンは様々な事件を解決し多くの時間を共にした。友達以上恋人未満の関係だった。ディエゴは抵抗していたが、ヒリスが当主の座に就くのも時間の問題だった。二人の関係がさらに発展すると思われた時、ガブリエルがマゴを殺してしまう事件が起きる。直後の現場に居合わせたヒリスが殺人容疑で投獄されてしまった。リカルドからガブリエルの身代わりになるように懇願されたヒリスは、ついに理性を失ってリカルドとディエゴ・ガブリエルを殺害し、周りの者たちを皆殺しにしてしまう。
目の前に現れたアクシオンに「殺してほしい」と願うが、それは彼を苦しめるだけだと気付いたヒリスはその前で自ら命を絶った。

そして8回目(現在)

ヒリスの願いは「永遠の安息」「完全な消去」「霊魂の沈黙」「存在の抹消」「死より深い死」だった。マゴを助け出し「カリキアの涙」で異能を高め、イノアデン当主の座に就いた。そしてデェイゴとリカルド、ガブリエルを屋敷から追放。ヒリスは、このループを終わらせる手がかりが王の痕跡を宿した遺物に関係していることを突き止めた。アクシオンはイノアデンで暮らすようになり散り散りになった王の痕跡を探すヒリスを献身的に支えた。
ヒリスは、この人生ではアクシオンを巻き込まないように距離を置こうとしていた。アクシオンは徐々に過去の記憶を思い出していったが、ある時ヒリスが遺物を吸収した際に過去の記憶を全て取り戻した。ヒリスは葛藤するが、結局自分の気持ちに逆らうことができず彼を受け入れてしまう。二人は今までの時間を取り戻すかのように激しくお互いを求め、深く愛し合った。ヒリスはアクシオンを想いながらも目的のため神の痕跡を宿す遺物を集め体内に吸収していった。

一方、カリキアではビオレッタとテルゾによる後継者争いが激化していた。さらにカリキア傘下のモンタナ家は「カリキアの血」を使って4大家門のような権力を得ようと暗躍していた。モンタナは「カリキアの血」で魔物を作り出し、さらには4大家門の異能者たちを襲う「変異者」を作り上げる。テルゾはそんなモンタナ家を裏で操りビオレッタを追い落とそうとしていた。アクシオンの母ゼノンもモンタナの実験に関与する。さらに、テルゾは追放されたイノアデンたちを保護するフリをしてディエゴとリカルドを実験体として利用。そしてアクシオンを始末したいクリスティアンに「カリキアの涙」と引き換えに協力するよう提案を持ち掛けていた。

ヒリスは遺物を吸収していくうちに初代王の力の影響を受け始めた。そしてついに神との同化が進み人間としての一切の感情を失ってしまう。アクシオンへの愛だけは失うまいと必死に抵抗するヒリスだったが、無情にも神の力によってアクシオンへの感情もすべて消失してしまった。全く他人のようにアクシオンに接するヒリス。それでもアクシオンはヒリスを愛し続けた。しかしヒリスは神の力でアクシオンから自分の記憶をすべて消し去ってしまう。抵抗も虚しく、アクシオンはヒリスの記憶を全て奪われてしまった。

物語のラストは王の宮殿が舞台。そこでカリキア家の会議が開かれ、当主のルネはビオレッタを後継者に指名した。それに反発するテルゾ派は実力行使に出て神殿は混乱に陥った。「カリキアの血」による「変異者」達も現れるが、ビオレッタを守るベルゼットの騎士達が応戦。しかしそこにクリスティアンが現れビオレッタたちは窮地に追い込まれていく。

完全に王と同化したヒリスは、目的を果たすため神殿に現れた。目を覚ましたアクシオンはヒリスの事を思い出せないが、無意識のうちに神殿へ向かう。
混乱する神殿でヒリスはアクシオンに気づいた。記憶を奪ったはずの彼がいることに驚くが、「最後に少しだけ会いたかったのかもしれない。」「さよなら」ヒリスはアクシオンに別れを告げて祭壇に手を伸ばした。アクシオンはヒリスの腕を捕まえようとするが、まぶしい光と共に時間が停止した。

神と同化し人間としての時間を終えようとしていたヒリスは、最後に見たアクシオンに懐かしさと喜びを感じていた。あらゆる感情が星の欠片となって消えていく中で、その小さな感情の欠片だけ手にするヒリス。自分のいない世界でもアクシオンが幸せに生きることを願った。
神と完全に同化したヒリスは、初代王の裏切りの場面まで時間を戻し王を解放、世界を再構築した。そしてヒリスは一つだけ手にした星の欠片とともに消滅してしまう。

再構築された世界ではアクシオン・ベルゼットが目を覚ました。

エピローグ

再構築された世界では、4大家門は姿を消し38の貴族たちが治めていた。当主継承を控えていた少年アクシオンは、幼いころからある女性の夢を繰り返し見るが、目覚めると全くその内容を思い出すことができずもどかしい日々を送っていた。アクシオンの心は全く満たされていなかった。
ヒリスは、永遠の消滅を願ったにもかかわらず再びこの世界で目を覚ました。彼女は神の力を宿したままで「万物の愛を受ける子」としてすべての生命体から愛される存在だった。ディエゴとリカルドは彼女にひれ伏したが、ヒリスはそんな二人を空気のように無視した。
アクシオンに会うことはなかったが、彼のニュースは時々耳にしていた。

継承式の日、ヒリスは花束を持ってベルゼット家を訪れた。しかし遠くからアクシオンを眺めるだけだった。元気そうな姿を見ることができただけで満足だった。「自分は姿を見せない方がいい。」ヒリスはそのまま永遠にこの世から消えようとしていた。
立ち去ろうとするヒリスに走ってきた子供がぶつかった。マゴだった。そして謝りながら来たのはビオレッタ、母親のロゼニアも一緒だった。

その時、追いかけてきたアクシオンがヒリスを呼び止めた。今にも泣きだしそうな顔でヒリスの手をぎゅっと握るアクシオン、その切実な姿を見たヒリスは、この世界に来た本当の理由に気がついた。アクシオンの幸せにはヒリス・イノアデンが必要だった。あれだけ冷たく記憶を奪ったのに必死に自分を追いかけるアクシオン、そして自分も無意識のうちにアクシオンを求めていて・・・彼女の胸にしまっていた星の欠片が瞬いた瞬間、目から一粒の涙がこぼれ落ちた。
ヒリスはアクシオンの手を取って囁いた。

「一緒にいるわ。今度はあなたの時間が終わるまで・・・」

ヒリスを見下ろしていたアクシオンの目から涙が流れた。ヒリスの手に落ちたその温もりで彼女の胸は熱くなった。二人の胸には光り輝く新しい星の光が宿った。これからもっと美しく二人の世界を彩るだろう。

ヒリス・イノアデンとアクシオン・ベルゼットの世界は、その日再び始まった。
長い時間を経てついに迎えることになった愛らしい日だった。
(完結)

アクシオンの幸せには自分が必要なんだとやっと気付いたヒリス。最後に流した一粒の涙はアクシオンを愛する心を取り戻した証ですね。久しぶりに涙ぽろぽろの素敵な小説でした。全7巻でボリュームありますがおススメの一作です。

ストーリー
ロマンス
おすすめ度

ネタバレいろいろ

  • ディエゴは結局アクシオンに殺されます。
  • リカルドはテルゾによって「カリキアの血」の実験台に。
  • クリスティアンに当主の座を奪われたゴティエもテルゾによって実験台にされます。
  • レノックは遺物を奪おうとするヒリスに瞬殺されます。
  • ゼノンは遺物の指輪をしてヒリスの前に現れますが、ヒリスは躊躇なく異能で指を切断し指輪を奪います。
  • クリスティアンは最後ガブリエルに刺されて命を落とします。
  • ロゼニアを殺したのはモンタナ家。マゴを誘拐して「カリキアの血」を流通させます。
  • テルゾはロゼニアを愛していましたが、彼女を失ったことが原因で全てをぶち壊そうとする破滅主義的な考えを持つようになります。そしてそのロゼリアを殺したモンタナと手を組むことに。最後、追い詰めたビオレッタとコーデリアに剣を振り下ろす瞬間、ヒリスが時間を止めます。

原作小説を読みたい

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