TIME VXRS ULTEAM WORLD STAR
歴史に名を残すTIME最高峰のフレームです。「弱虫ペダル」でクライマー巻島裕介がTIMEに乗っていましたが、このワールドスターがモデルと言われています(古い!)。
長年、練習やレースで働いてくれました。久しぶりにガレージから出してみると何やらエンド周りの塗装がボコボコしていて浮いてきていました。大体こういう場合は塗装の内側がサビてるか腐食してるかなんですが、確かワールドスターはエンド周りがCMTというカーボンの粉を圧縮成型したものだったような・・
カーボンでもこんな状態になるのかな?とりあえず気になるので剥がしてみました。
剥がしてみるとやはり腐食して粉吹いた状態でした・・・って材質がアルミっぽいのですがどうなんでしょう?この手はあまり詳しくないのでわかりません。上の写真は取り合えずパーツクリーナーでふき取りきれいにしたところです。
あらかた塗装を剥がしてからさび止め塗料の定番POR-15で塗り固めました。カーボンフレームにPOR使うとは思いませんでしたが、元々艶ありブラックだったので違和感なく仕上がりました。
今回は、おそらく経年劣化でラグ継ぎ目の塗装がひび割れそこから水分や汗が入り込んで腐食したんだと思います。継ぎ目も遮断しておきました(いい加減にはみ出してますが)。
よく自転車の洗車マニュアルを見ると水をジャージャーかけて丸洗いしていたりしますが、ああいうのってどうなんでしょう?
元々自転車の塗装なんて特に欧州ブランドは決して仕上がりが良くないわけで、BB周りやエンド周辺なんかは乗ってるうちに簡単にクリアが剥がれたり傷が入ったりします。そこに水かけると毛細血管のように入り込んでトラブルの原因になるような気がするのですが、、なので僕はもっぱらフクピカ派です。