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【原作小説】影の皇妃【外伝あらすじ2】

2021/06/18

影の皇妃

wami
副管理人のWamiです。今回はピッコマ連載中の韓国マンガ「影の皇妃」の原作小説 外伝のあらすじをまとめました。完結編です。

原作タイトル(韓国):그림자 황비

英語タイトル:Shadow Queen

作品紹介

フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。 皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。 そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!自分を陥れた大公家への復讐を誓い… (Piccomaより引用)

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【ピッコマ】影の皇妃【ネタバレ】

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外伝のあらすじまとめ

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前回のあらすじはこちら

【原作小説】影の皇妃【外伝あらすじ1】

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その後の話です。簡単なあらすじ紹介です。

外伝2 後日

エレナは、復讐を果たした後も『L』として学校の開校や学術院での講演など忙しい日々を送っていました。エレナは回帰前の夢をよく見るようになります。一方、帝国では皇帝となったシアンのお妃候補の話題で揺れていました。帝国とともに大陸を二分するロイエール王国のアメリア皇女が最有力候補と目され、すでに国家間で協議が行われていました。『L』の名前も挙がっていましたが、エレナ自身はお妃が誰であろうとシアンの幸せだけを願っていました。しかし、最近の夢のせいか心中穏やかではありませんでした。
カリフは、回帰前と同様にケイトと結婚することになり、歴史が変わっても同じ相手と結ばれたことにエレナは驚きます。エミリオの娘ルシアは熱病から回復して学術院に復帰、エレナが彼女をサポートします。レンは相変わらず陰でエレナを見守り、たまに目の前に現れては他愛もない話をして彼女を楽しませます。

「今日も無事に終わったわ。」スケジュールをこなしてサロンに戻るとシアンが待っていた。
「弟について話してくれないか」突然のシアンの言葉にエレナは戸惑った。※エレナは、学術院在学中にラファエルのスランプを助けるため自らイアンの肖像画を描きましたが、子供の事は話せなかったので弟だと説明していました。
シアンは夢で見たことを話した。
「一人の女性が月桂樹の木の下にうずくまって泣いていたんだ。顔は良く見えなかったが、その女性は私のせいで泣いていると直感した。そして女性は絵で見た子供を抱いていたんだ。」
エレナは激しく動揺した。イアンの事を思い出して息が止まりそうだった。
「その女性は私を手招きして呼ぶと、その子を私に渡したんだ。不思議なことに抱いた瞬間、自分にとって大切な子供だと感じた。すると泣いていた子は嘘のように泣き止んで私を見てにっこり笑ったんだ。そして目が覚めた。夢なのにどうしてこんなに切なく胸が痛むのかわからない。」

エレナは胸が詰まって涙がどっとこぼれそうになり言葉が出なかった。あの時は愛されずに悲しかったが、本当はそうではなかったのかもしれないと思った。「陛下はイアンの事を愛していたのかもしれない。」そうでなければただ夢に出てきたイアンをこんなに大事に思うはずはなかった。エレナの頭からイアンの笑みが離れなかった。
「あなたの弟によく似ていたから会わせてくれないか?」「その子は・・・」"陛下と私の子です"・・・その言葉をグッと抑えた。「イアンという名前です。」「イアンか、、いい名前だね。」エレナはこれ以上話す自信がなかった。アメリア皇女との婚姻の話も進んでいるシアンに、記憶がない前世の話をするわけにはいかなかった。「もう会うことはできません。」まさかというようなシアンの眼差しにエレナは頷くだけだった。
「ガイアの女神のもとでイアンが幸せであるように」片手を胸に当てて黙とうするシアンにを見て、エレナはとうとう感情が抑えきれず涙を流して崩れ落ちた。
シアンは倒れこむ寸前に彼女を抱きかかえた。「大丈夫か?」彼女の目から流れる涙を見て、自分の心の痛みと何か関係があるのかもしれないと感じていた。


「エレナは皇居にいた。シアンの後を一生懸命ついていくが追いつけない。シアンは振り向いたがそのまま行ってしまった。はるか向こうでデンと何やら話をしていたシアンに、エレナはやっと追いついた。するとシアンはまた歩き出した。こんな時でもエレナにとって彼との時間はかけがえのない大切なものだった。しかし今度はなぜかシアンはエレナの歩幅に合わせてゆっくり歩いた。」
「陛下が私を気にしたことなんてなかったはずなのに・・・」

はっと目を覚ますとそこにはシアンがいた。彼は一晩中ベッドの傍でエレナを見守っていた。迷惑をかけてしまったことを謝罪するエレナにシアンが言った「あなたは私にもっとわがままでいてもいいんだ。」
「元気になったら二人だけで行きたいところがある。」エレナは躊躇した。二人で出かけるのはアメリア皇女との婚姻に影響を及ぼしかねない。「何を心配しているのかはわかる。あなたではない女性と行こうと思う。私の過ちを指摘するほど鋭敏で愛らしさを持っている後輩と。」
エレナの目が大きくなった。「一緒にいってくれるかい?ルシア」

元気を取り戻したエレナは、心配するヒューレルバードをなだめルシアに変装してシアンと出かけた。シアンは首都に隣接するベローナに向かった。そこは帝国の国境であるガイア教の総本山だった。シアンの目的は法王庁を訪れることだった。そこでは年老いた司祭が二人を迎えてくれた。「ベネディクト枢機卿!のちに法王となる人だわ!」出迎えた老人の顔を見たエレナは驚いた。
「同行されたご令嬢は本当に神秘的な方ですね。」エレナは驚いて前を歩く枢機卿を見た。「なぜかは分かりませんが、ガイア女神の恩寵とご加護を感じます。」
「まさか私が回帰した理由は・・・」ガイアの女神のせいかもしれないという考えが頭をよぎった。でももしそうならなぜ残酷な運命を与えたのか。確かに回帰してからの人生は成功したが、どんなに望んでも届かないイアンの事が心の痛みだった。「思い当たる節があるようですね。」「いいえ・・」
枢機卿が穏やかに言った。「ガイアの女神は意地悪で厳しい方です。しかし、あなたから感じられる恩寵とご加護は決して女神の気まぐれではありません。」「奇跡とは切実な思いが産みだす産物です。あなただけではなく、他の誰かの切実な思いとして・・」

エレナは目を瞬かせた。利用されて悲惨な死を遂げただけだったのに他の誰が切実だったというのか?
「あなたは、自分が思う以上に他人の愛を受けたでしょう?」
エレナに両親以外に思い当たる人はいなかった。「まさか!!」エレナは当惑した。記憶の中のシアンは絶対にそのような人ではなかった。しかしシアン以外に考えられる人はいない・・・
「大丈夫か?」困惑の表情を浮かべるエレナをみて、心配そうにシアンが聞いた。優しい今の姿と過去の姿が重なり、エレナはさらに混乱した。

シアンの目的はイアンの安息祈祷をすることだった。「私にできることはこれぐらいしかないから。」大切な人を失ったように誠意を尽くして祈りを捧げるシアンに、エレナは心の奥から込み上げてくるものを感じていた。エレナも手を合わせてともに祈りを捧げた。
「どうもありがとうございました。」祈りを上げた司祭に対し、エレナは礼を尽くして最上級の挨拶をした。「感謝していただきこの上ない喜びです。ところで私のことをご存じなのですか?」「あなたは有名な方なので・・・」エレナは何かマズいことをしたかと言葉を濁した。「こちらにいらっしゃるのは初めてと伺いましたが?」「初めてです・・・」もじもじするエレナに、枢機卿は意味深な笑みを浮かべた。

帰り道、シアンはアメリア皇女との婚姻を断ったことを話した。国家間の婚姻を断るのは異例の事だったが、エレナはその理由が痛いほどわかっていた。今までは前世で受けた痛みが大きすぎて自分の感情を直視することができなかった。また傷ついたらと思うと恐怖だった。しかし、これ以上過去に縛られることなく自分の気持ちに正直になろうと強く思った。。


エレナの誕生日パーティー当日、周囲の人から心のこもったプレゼント受け取ります。両親からは子供のころの思い出が詰まった箱が贈られ、メイからは刺繍入りのハンカチを受け取りました。側近として忙しい日々を送る合間に用意してくれた彼女の心遣いに感謝します。ヒューレルバードは、ふさわしいプレゼントが見つからなかったと言って「一生、結婚せずにお嬢様と一緒に暮らしてお仕えします。」と宣言。ビックリするエレナに「もう決心しました。気持ちは変わりません。」といって満足そうな笑みを浮かべます。
ラファエルはセシリアと一緒にやってきました。エレナはセシリアとシアンが恋愛関係にあったと思っていましたが、実は彼女の心がラファエルにあったことに驚きます。
前世と同じ縁で結ばれたカリフとケイト、前世とは違った未来を進むラファエルとセシリア。彼らの笑顔がエレナの心を暖かくします。
大勢の来賓が誕生日祝いの挨拶に来ますが、エレナはシアンが来ないことに納得しつつも少し寂しさを覚えます。
レンはバスタージュ家の家紋が入ったカギ模様のペンダントを送ります。それはバスタージュ家の財産を自由に使えるという意味で、本来はバスタージュ家の女主人が受け取るべきものでした。今までレンの気持ちに気づきながらもそれを避けてきたエレナは、彼と向き合い正直な自分の気持ちを伝えます。寂しい笑顔を見せるレンでしたが、それでも受け取るように言います。彼にとっての生きる意味はエレナの幸せを願う事でした。その気持ちを無視できなかったエレナは、返す時が来るまで大切に保管することにします。
レンが去ったあと、シアンの側近デンが迎えに来ました。エレナは以前より気になっていたサロン近くの建物まで案内されます。中に入るとそこは美しい庭園でした。
エレナはシアンのプレゼントに胸がいっぱいになります。
そこでシアンはエレナに告白します。

「もう迷いたくない。」シアンはエレナを見つめながら近づき手を差し出した。前世ではエレナがどんなに努力しても縮めることができなかった距離だった。
「私の恋人になってくれないか?」エレナの鼓動が早くなった。「あなたには負担をかけない。約束しよう。あなたが許すまで秘密にしても良い。こんな私と会ってくれないか?」
シアンの心からの告白に今までのわだかまりが次第に崩れ、ほんの僅かだが心の壁に確かに亀裂が走っていた。
「私は・・・」エレナはためらった。過去とは全く違う状況が嬉しかったが、一方では怖かった。新たに始めた二人の関係も悲劇を迎えないかとても不安だった。
「でもあの手を握りたい!」これまで抑えていた感情が込み上げてきた。過去から抜け出して自分の気持ちに正直になりたかった。

エレナは白い指をシアンが差し出した手の上に乗せた。
「会いましょう、私たち。」エレナは勇気を出して手を握り締めた。「お互いもっと知りましょう。後悔さえも忘れるほどに。」
エレナは最初からやり直し、彼の事をもっと知りたかった。たとえ後悔したとしても、それさえもいい思い出だったと胸にしまっておけるように。

シアンは今まで見たことがない笑顔を見せた。「私がどれほどうれしいか、あなたにはわからないだろう。あなたを抱きしめて首都を走り回りたいぐらいだ。」
「そんな・・」エレナは恥ずかしそうに笑った。皇帝の地位さえ忘れるほど喜ぶ彼の姿が嬉しかった。
「少し歩こうか。」「はい」
シアンはやさしく彼女の手を引いた。並んだ二人の姿は過去とは違う今を見せてくれた。
「いつかわたしのことをお話しします。」「今でもいいよ」「もう少し時間が立てばすぐにでもお話します」
昔の記憶が遠くなるぐらい今を一緒に過ごしたい。その時になれば全てが変わっているはずだ。過去に捕らわれていたことが馬鹿らしくなるほどに。

エレナはその日のためにシアンと庭園を一緒に歩いた。しっかり握った手のぬくもりをずっと感じながら・・・

<完>

wami
やっぱりシアンでした。二人のその後も気になりますが、ここで完結となります。

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