ピッコマ｜継母だけど娘が可愛すぎる｜ネタバレ

一言で要約すれば、それぞれの傷を克服し幸せと愛を表現する方法を知っていく話だと言えます。 素材自体もとても良くて軽いような余韻があってメッセージがとても良いです。 最後に、元の姿に戻る部分が 一番良かったんです。 とにかく私は本当に度々読むと思います。

童話の素材もよかったです。葛藤も大きくありそうでしたが、お互いに早く話し合って解消します。
一番古い誤解がお互い好きなのを知らないぐらいでした。
軽く考えさせられる小説だと思っておもしろく読みました。 30歳だったヒロインが軽すぎるという話も多く見えますが現実の30歳もそんなに重くはないから私も軽く読むことができました。

2点以上3点未満。 悪役が第2巻だけで3人も出たのですが、全員まともに書けずに退場してしまいます。 まともに葛藤を生むことができないなら使わないで欲しいです。 娘をいじめることはだんだんなくなり、平凡なヒーローと恋愛しながらも、生半可なコルセットを脱がせて話は支離滅裂になっていきます。第2巻は読みにくかったです。
第3巻はただアイディアが底をついたのか、人魚姫や古臭い白雪姫のストーリーをまた取り上げてきて、それすらまともに葛藤の展開もできずまた消費しました。 読もうか迷っている方は他のを探したほうがいいです。

コンプレックスから抜け出して自分を肯定する暖かい話ですね。

童話では見られない「永遠に幸せに暮しました」という話を読み解くような小説でした。
中盤に中だるみして集中力を失いましたが後半は大丈夫でした。
外見中心の社会に対する批判と同性愛に対する話もありましたし、そういうものを私たちに慣れた童話とうまくマッチした点もよかったです。
ストーリーの展開に？な部分もありましたが、みんなが幸せに笑う家族ドラマなのでほほ笑みながら完読しました。

穏やかで複数の童話を編んで選んだ素材は斬新で、ネタはすべて回収しキャラクターごとのストーリーがしっかりしています。 ですが全体的に大きな事件があるので発生するのではなく、小さな事件が集まって進められる小説なので、よく見ると温かい癒しになる文章ですが、悪く言うと展開がなくて退屈な小説といえます。
一つのテーマを地道に投げて、作家が話したいテーマを一度は考えさせる小説なので、軽く読んだり共感して読むのにもいいです。
童話を基にしているせいか勧善懲悪に対する感じを受けたりもしたし教訓的だと思います。穏やかで癒しになる小説が好きならともかく、スリルがあふれて迫力ある小説が欲しいなら少し惜しい作品です。

第3巻までは読み応えがあったのに4巻から進行は無理が多すぎますね。
作家さんは「外見は重要ではない」というのを一番大きなメッセージにしたかったんでしょうが、後半に曖昧に女性人権と同性愛を加えたためちょっと散漫な感じがします。
それに家族愛を超えてカカオ連載作特有の「竜頭蛇尾」の進行なので。。。（蓋然性がなく、ヒロインたちの最初のキャラクター性格が崩れて、ヒロイン擁護とアンチに分かれる現象）1～3巻を面白く読んだのでもっと惜しいですね。軽くて楽に読める小説です。