原作小説｜これはまぎれもない結婚詐欺ですっ！｜ネタバレ・あらすじ

• カリアードは、火の神ヤードと風の神ペルフラの戦いを収めるために大地の神アルベラと水の神カリードによって作られ、ヤードとペルフラを吸収します。
• しかし、カリアードは元々人間だったために力を制御できず苦しむことに、、、そこでカリアードを救うためにアルベラが純粋な魂（星の欠片）を探します。それが事故で亡くなった大学生のヒロインでした。
• ヒロインによってカリアードは安らぎを得ます。ヒロインはカリアードにデリス（ヒロインのカバンに入っていたチョコレート）という名前を付けます。しかし、事故で破壊されたヒロインの体はアルベラによって修復された仮の姿でした。
• ある日、ついに体が崩れ始め魂と分離してしまいます。
• カリアードは絶望し、ヒロインもカリアードに未練があって中々離れることができずに転生も失敗続きでした。
• 5000年後、アルベラの警告もあってカリアードが自ら命を絶って現デリスに転生、ヒロインもレイリンに転生しますが二人とも記憶を失っていました。そして記憶のないまま二人は再会します。
• アルベラは自分のせいでカリアードが命を絶ったので、星の欠片に恨まれても仕方がないと考えています。

• ペルフラは元々カリアードに吸収されたことに怒っていて、カリアードが転生した際に力の一部が分離されたため、姿を消しました。
• ペルフラはデリスを殺し、星の欠片であるレイリンを自分のものにしようとします
• ペルフルはアルベラが隠していた魂も手に入れます。

• ペルシルはロヒタン王国の王女で火の神ヤードに捧げる高貴な存在として育てられていました。
• ロヒタンは西の王国の侵略によって滅亡、西の王国は帝国との停戦のためペルシルを貢物として差し出します。
• 現皇帝（弟）はペルシルに一目ぼれし、ペルシルと結婚の約束をします。
• ペルシルは復讐のためペルフラと契約し西の王国を滅亡を依頼、代償として生まれた子供の体を差し出すことになりました。
• ペルシルは、契約のせいで現皇帝（弟）と結婚しても最初の子供は手放すことになるかもしれないと考えていました。
• ペルフラは前皇帝（兄）の体を自由に出入りしていましたが、それが原因で前皇帝（兄）の精神はおかしくなっていきます。
• 前皇帝（兄）はペルフラを体から追い出す方法を探していましたが、ペルシルがその体に神を祀る存在だとわかり彼女に移そうと考えます。そしてペルフラが離れているときに無理やりペルシラと関係を持ってしまいます。
• 現皇帝（弟）は怒り、デリスに依頼して兄を含む親族を皆殺しにし自分が皇帝になります。
• そしてペルシルをそばに置きますが、ペルシルは解放されて静かに暮らしたいと考えています。
• ペルシルは前皇帝（兄）との間に娘ができますが、娘は魂が抜けた状態で生まれてきました。
• そこにまたペルフラが現れます・・・

終盤、首都でのペルフラとの戦いからの話です。

この時点でレイリン・デリス共に転生前の記憶を取り戻しています。レイリンが星の欠片でした。更にレイリンは水の神カリーダの力を得ています。

• ペルフラがサイクロンをおこし首都を破壊しようとしますが、デリスが阻止、レイリンは怪我人の治療に奔走します。そのことで二人は市民に称えられます。
• そこに皇帝がやってきてペルシルが娘を置いて失踪したので探してほしいと依頼。
• 皇帝は自分とペルシルの過去についてデリスとともにレイリンに話します。
• その時デリスが失神。ペルフラがペルシルの体に乗り移った影響でした。ペルシルはペルフラに娘の代わりに自分の体を差し出していました。
• レイリンはデリスに神聖力を送りますが反応はなし、代わりに皇帝の使えなくなっていた右腕が回復します。
• その時、ペルシルに憑依したペルフラがカリアード邸にやってきてレイリンと対峙、ペルフラは自分と永遠にいることを約束すればカリアードを殺さないと言います。
• レイリンはペルフラを止めようとカリードの力を使いますが、ペルフラに阻止され連れていかれそうになります。
• そこに目を覚ましたデリスが現れデリスとペルフラの戦いが始まります。
• ペルフルは星の欠片の安らぎを求めているだけでした。レイリンはそのことに気づき、ペルシルから離れデリスに戻るようペルフルを説得します。
• ペルフルが悩んでいるところにデリスがペルフルを攻撃、ペルフルは最後にレイリンの自分の力を与え、デリスに吸収されます。デリスに吸収されることによってペルフルは永遠の安らぎを得ました。
• ペルシルはカリードの力で回復、レイリンは神聖力を使って魂の抜けたペルシルの娘にジャネット（アルベラ憑依前の体の持ち主）の魂を憑依させます。
• その後、レイリンとデリスは改めて皇帝の前で結婚式を挙げますが、その際、皇帝はデリスに譲位し神聖帝国の建国を宣言、皇帝になったデリスは国名を「レイリン」にすることを発表。知らされていなかったレイリンは衝撃を受けます。
• レイリンは遂に皇后となってしまい、「これは結婚詐欺だ！」と言って物語は終わります。

• アルベラはシュタントと結婚、娘が生まれます。
• 皇帝は帝国の外れにロヒタン王国の生き残りが治める国があることを発見、属国としてペルシルを王女にします。外伝では、皇帝が譲位したあとにペルシルについていき、二人の関係が発展します。