蛇口からポタポタ
最近キッチンの水道がポタポタと蛇口から水漏れを起こしていたのでDIYで修理しました。どうも水回りの修理は敷居が高いイメージがありますが、手順さえ守れば簡単な作業なので参考にしてください。
ウチの水栓はTOTOのシングルレバー上げ吐水タイプで品番はTKJ31型でした。蛇口からの水漏れはカートリッジの劣化が原因とのことだったので調べてみると「品番TH582」が適合するようでした。
なお、TH582型は現在廃番となっており「THY582N」が現行品です。
※写真にはパッキンも写っていますが今回は使いませんでした・・・
交換手順
1.元栓を閉める
元栓を閉めてから作業しないと水が噴き出してきます。
2.一度レバーを上げて水を流し水圧を抜く
念のため水道管の中に残ってる水を抜いてあげたほうが良いです。
3.レバーを外す
シングルレバーですが、ウチの場合上に引き抜くだけで簡単に外れるタイプでした。いくつか種類があるようなので事前に確認を!
4.ストッパーを外す
ストッパーは小さい部品なのでなくさないように、またプラスチック部品で歯が劣化していることもあるので爪楊枝等で慎重に外したほうが良いです。
5.カートリッジ抑えを外す
手で回せば外れます。必ず4.のストッパーを外してから回してください。でないとストッパーが破損します。外してみると分かりますがかなり接合部が汚れていると思うので綺麗にしてしまいましょう。
6.カートリッジを引き抜きパッキンも取り除く
上に引き抜くだけで簡単に外れます。水栓内部についてるパッキンとバネも取り除きます。パッキンは劣化していてバラバラになるかもしれませんがカスが残らないよう綺麗にします。
※左が新品、右が崩壊していたパッキン
7.新しいばねとパッキン、カートリッジを装着
ばねとパッキンは向きがあるので注意、カートリッジも前後の向きがあるので必ず裏側を確認して装着しましょう。
8.カートリッジ抑え、ストッパーを戻す
カートリッジ抑えはねじ山を合わせて丁寧に回します。むりやり回すとネジ山が破損して外せなくなります。ストッパーも向きがあるので注意です。
9.レバーを戻し、元栓を開ける
完了です。掃除も含め20分程度で終わる作業です。
まとめ
今回の交換では全く工具を使用しませんでした。使ったのはパッキンを取り除くためと新しいパッキン装着のガイドに使った竹串1本とタオルだけです。
あとは水栓本体も劣化している恐れがあるので無理な力をかけず丁寧な作業を心がければトラブルはないと思います。水栓の種類によっては専用工具等の必要な場合もあるようなのでこちらの取付説明書で確認してみてください。簡単な作業ですが自己責任でおねがいします。
このカートリッジの交換で水漏れはピタッと止まりました。